はじめに…


毎年、年末に行われるベートーヴェンの第9交響曲演奏会。少なくても日本に於いては、年末には欠かせない催しのひとつにとなっているのはご承知の通り。

ところが、この演奏会に参加されている方々がこの曲の全楽章を聴いているとは限らず、曲が始まると、何やら歓喜には程遠い訳のわからない音楽が流れて、つい眠りに入ってしまう方も中にはおられます。
せっかく年に一度のこの演奏会に足を運ぶのだから、本番で眠りそうな方は事前に予習をして行かれるといいのだけれども、たとえ予習をしたとしてもなかなか本番で全楽章を聴くのは難しいものです。
というのは、CD等で聴いている時は何とか全部聴き終えても、生演奏となると雑念がなくなり、心地良い室温の為どうしても睡魔が襲ってきます。
それに、曲の流れや推移的なものがある程度分からないと、この1時間を超えるような曲を聴きこなすのは容易なことではありません。

そこで、この曲を聴かれる方の為に、曲の流れや特徴などを中心に揚げながら、楽しく聴ける方法を紹介してみようと思います。
この方法の中で、略式の楽譜を用いて説明を進めて行きますが、音 階がどうのこうのという事は一切気にしなくて結構です。
要は、大体どのようなメロディーなのかが掴めればそれでいいと思います。あまり深く考えすぎると、何事も嫌になってしまいますから。
勿論、できる人は楽器を 使って実際に音を出してみた方が、より理解が深まると思います。



<第九交響曲について>

簡単に言ってしまえば、第一楽章から第三楽章までで人類の満たされない欲望、不安な気持ちなどを歌っています。
そして、第四楽章で全てが解決し、歓喜を分かち合うと共に神様に感謝するという構成になっています。つまり、前の3つの楽章があることで、第四楽章の歓喜の歌が生きてくるということになります。



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