<音出し>

初めて本物のヴァイオリンを手にしたポチ。当たり前ですが、最初はただやたらに鳴らしているだけのポチでした。その時の録音がいまだに残っていますが、とてもじゃないけど恥ずかしくて聴いていられません。

何といっても、ヴァイオリンのことを全く知らないのは当然ですが、楽譜も読めなくてこの先音楽が最も得意の科目になるとは想像も出来なかったです。しかも、ヴァイオリンを手にしただけで大満足のポチ少年は、ただ単にヴァイオリンを鳴らしているだけで日々を過ごしていました。

ある時、ポチ家で出前をとりました。ポチがいつものように鳴らしていると、ちょうど出前の兄ちゃんが来たそうです。後でその応対に出た母親に聞くと、その出前の兄ちゃんはポチの鳴らしているヴァイオリンの音を聞いて「あれは何の音ですか?」と聞いたそうです。当の本人は気持よく弾いていたんですが…



記念すべきヴァイオリン第1号




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