教本第1巻を始めました


本格的に練習を開始しました。

まずチューニングですが、今のように5度調弦が出来なかったので4弦用の調子笛でやりました。でも一つの弦を合わせるとどれかの弦がまた狂うなんてことでなかなか一発で4弦を合わせるのは大変でした。

4弦全て合ったところでいよいよ実際に音を出してみます。

教本通りにE、A、D、Gの開放弦を一弦ずつ弾く練習です。これがなかなか上手くいかなかったんです。すぐ隣の弦に触れてしまうので苦戦しましたよ。

その練習がだいぶ進んで音階の練習に入りましたが、開放弦の一弦ずつ音を出す練習は日課にして音階練習と並行して行いました。


最初は何も分らず、肩当ての意味も分らなかったのでそのまま肩当て装着なしで練習していました。

今思うとものすごい弾き辛い形で、左手の手のひらがネックに密着していました。そうしないと楽器が落ちそうになるんです。でも、ファーストポジションのみの練習では何とか大丈夫だったので、本人も何の疑いもなく弾いていました。

ある時肩当ての必要性に気付き(遅い!!)装着してみると、お〜弾きやすい〜〜!何故今まで気付かなかったのか…

お陰さまで、いろいろな所の余計な力が抜けて弾きやすくなりました。


A線の音階練習から徐々に始まりましたが、参考にする音源もなければ「その音は違うよ」と言ってくれる先生もいません。全ては今まで音楽の授業で習ってきた極少ない知識に頼らざるを得ませんでした。なので、今でも音程は甘いままです。

人指し、中、薬、小の4本の指を使って音階が出せるようになり、更にそれにプラスしてA、D弦混合練習もマスター(自分の中で勝手にマスターしたと思い込んでいるのかも)して、初めて自分の知っている曲『ちょうちょ』や『むすんでひらいて』が弾けた時は本当に嬉しかったです。


そのうち、開放弦でチューニングをする術を覚えて、それが嬉しくて、わざと調子を狂わせてまた合わせるというようなことをやっていました。

それから、A線のみの調子笛を購入してチューニング出来るようになりました。

残念ながら未だに音感が備わっていなくて、この調子笛がないと自分一人ではチューニングができません。


チューニングもペグの固さを気を付けながらやらないととんでもないことになりますよね。緩すぎると弦が戻ってしまうし、逆に硬すぎると左手の力だけじゃ回らなくなる。また、チューニングのやりやすいペグの位置っていうのもあるようで、変な位置にペグが止まると回すのが非常に困難な場合があります…よね…。ひょっとしてポチだけかな…


スラーの練習も入ってきました。ようやくヴァイオリンらしいボウイングが出来るようになってきました。

次にG線の練習に入りました。最初のうちは慣れないので、右肩から右腕にかけてが疲れましたね(笑)

そして、A、D、G線の混合練習を経て、徐々に曲の幅も広がり、『荒城の月』や『春の小川』が弾けるようになってきました。

次にいよいよE線の練習。ヴァイオリンの得意とする高音域の練習に入りました。こうなってくるとどんどん曲の幅が広がり、練習もさらに楽しくなってきました。

ついに全弦混合練習。

練習曲もいろいろ増えて、その他スタッカートやレガート、シャープ、フラットなどが付いた練習も出てきて本格的になってきました。

その練習の中で特に手を焼いたのがアルペジオ。なかなか指が追い付かないんです。自然にその音程に指が反応するまでは結構時間がかかりました。ましてその練習プラススラーが入ってくると頭の中はゴチャゴチャで、パニック状態に陥ります。だんだん難しくなってきました。今までのようにただ楽しいだけじゃ済まなくなってきました。

教本第一巻の中に出てくる『家路』ですが、これは親戚の人がポチ家に遊びに来た時に得意気に弾いた曲です。よく覚えています。



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